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2016年03月17日

 ライフデザイン講座 4月スタート!! 

 ライフデザイン講座 (①~⑥)4月スタート!! 

ライフデザイン講座概要 

自分の生き方・活かし方をテーマに、自分の資質・環境・価値観などを見つめ直し、社会と向き合い、自己決定、自己実現していくために、構築したい、ライフプラン、マネープラン、キャリアデザイン、ワークライフバランス、終活、セルフマネジメント、コミュニケーション、心身の健康の向上スキル、等を共に学んでいきます。

ライフデザインしよう! 4月12日(火)昼13:30~15:00、夜19:00~20:30
人生をより良く生きる、ために、『自分の生き方、活かし方』をテーマに、“自分と社会と向き合い、環境を整える”を考えます。いろんなワークを通して、なりたい自分、在りたい自分をコミットしてゆきます。定義を明確にして、それを軸に頑張って行こう!

マネープランで生き方が変わる 4月27日(水)昼13:30~15:00、夜19:00~20:30
お金は命をつなぐ、世界をつなぐ大切なもの。ライフマネープランの作成はあなたの生き方、働き方が見えてきます。人生の3大資金(教育、住宅、老後)税金、社会保障、保険、貯蓄等。自分の資金と向き合って、将来の計画を立てましょう。

あなたらしい終活を! 5月12日(木)昼13:30~15:00、夜19:00~20:30
終活って老後にするもの、とは限りません。終活は、何歳であっても、“今の自分の総決算”
産れてきたのがスタートとすれば、この人生の終わりを迎える時がゴール、と考えると、あなたはゴールまでにやり残していることは?自分はこの世に何を残し、誰に何を伝えておきたいでしょう?終活や、遺言は『愛のメッセージ』です。愛のメッセージを書くことで、今からの人生の重みも変わります。終活ノートの作成をします。(ノート代560円別途)

メンタルヘルスとセルフマネジメント  5月 27日(金)昼13:30~15:00、夜19:00~20:30
心と体は自分の中で一体です。心の安定は健康、幸せのキホン。感情や思考は体や行動に影響します。心と体を整えるワーク、ストレスマネジメント、自己管理・時間管理、コミュニケーションスキル、セルフコントロールなど、自分の思考や行動を整理して、意識づけをすることで、自分に変化を起こそう!

キャリアデザインしよう! 6月5日(日)昼13:30~15:00、夜19:00~20:30
自分の適性、能力、資源をどう活かして、社会に関わっていきますか?どんな貢献をしていきますか?自分を活かせることは、生きる喜びに繋がります。社会保障や年金の知識も働き方を選択する上で大切なこと。子育て、家事、そして、仕事。自分を社会にどう活かして行くのか。キャリアデザインは生き方デザインでもあります。

環境を整えよう! 6月29日(水)昼13:30~15:00、夜19:00~20:30
住まいや職場の環境を整えることは、様々なメリットを生みます。家事、育児、介護、仕事、たくさんのやらなくてはいけないことに追われて、時間はどんどん過ぎていく。環境を見直し、整えることで、効率性、安全性、機能性、パフォーマンス性が変わります。自分の老後までをもライフプランし、資金を含め、計画準備しましょう。

場所:セレクトショップKU:

定員:6名

参加料金:毎回1500円(③回の終活ノート560円は別途実費がかかります)

※お気軽にご参加いただくため、ショップ内で行わせて頂きます。ご了承下さい。

申し込みの方法
 ①お電話で 090‐2616‐6337 ライフデザイン響 芝間まで、ご連絡ください。
電話に出られないこともございます。留守番電話にご伝言【申込み講座の番号と時間(昼もしくは夜)、お名前、ご連絡先】をお願いします。予約確認のご連絡を折り返しさせて頂きます。

 ②携帯電話にショートメール 090‐2616‐6337に、
申込み講座の番号と時間(昼もしくは夜)、お名前、をご記入下さい。

 ③セレクトショップKU:(浅間通り商店街:静岡市宮ケ崎町18)にても承ります。

❤ 皆様のご参加をお待ちしております。❤
  


Posted by B e -B e at 21:00セミナー・イベント

2016年03月09日

“ Be-Be ”コミットメントセッション

* この春!変わる私!! *

“ Be-Be ”コミットメントセッション


Be = なりたい自分になる
Be = ありたい自分で在る


今の課題や感情をテーマに掲げ、
本当にやりたいこと、新たな目標をコミットする
“ Be-Be ”のセッションを受けてみませんか?
 


街カル in CCC のイベント会場(静岡市クリエーター支援センター3階)でお待ちしております

2016年 3月19日(土)30分単位の予約制です(30分1,200円)

 限定9名様 予約受付中
10:05 ~ 10:35
10:40 ~ 11:10
11:20 ~ 11:50
12:00 ~ 12:30
13:00 ~ 13:30
13:35 ~ 14:05
14:10 ~ 14:40
14:50 ~ 15:20
15:30 ~ 16:00

* 申込み * 090-2616-6337 
ライフデザインアドバイザー 芝間郷子

ライフデザインアドバイザーは『ビューティフルエイジング協会』の認定を受けたアドバイザーです。
キャリアデザイン、カウンセリング、メンタルヘルス、マネープラン、終活、ウォーキング等、
『キャリア・マネー・心身の健康』を学んだ人生設計のアドバイザーです。ライフデザイン響は
今までの職務経験を活かして、『キャリア・マネー・心身の健康・住まいと家族』のアドバイザーとして
活動しています。“生き方・活かし方”をテーマに、あなたの自己決定・自己実現をサポートします。


 ライフデザイン響
ホームページ http://lifedesignhibiki.wix.com/life

  


Posted by B e -B e at 23:55活動報告

2016年03月05日

街カルに参加します

街カル参加お待ちしております!!

『自分で体をほぐしてゆるめて整える“自力整体入門”』


自力整体“ヤマネさん” ナカムラトモミ先生が
静岡市の浅間通り商店街のセレクトショップKU:(クー)で
自力整体教室を行います。
90分、ゆったり、自分の体と向き合ってください。
私は何度か先生の教室を経験しておりますが、終わった後はとても気持ち良いですよ。
眼精疲労に効く動きもあって、おすすめです。

3月12日(土)14:00~15:30
3月16日(水)10:00~11:30


の2回開催致します。
参加費は1回1500円、リラックスハーブティー付です。
講座の予約は街カルホームページからお願い致します。
メールでの予約はお名前、メールアドレス、電話番号、講座名、日時、参加人数を入力して、
info@hapical.net
へ送信してください。

ご参加のかたは、ゆったりめのズボンや裾の広い長めのスカートの着用をお願いします。(足を肩幅程度に開きます)

皆様のご参加をお待ちしております!!!  


Posted by B e -B e at 18:41活動報告

2016年03月01日

リブライフ春号 掲載記事の紹介

住まいと暮らしの情報誌「リブ・ライフ』2016年、春号が発行されました。
SBSマイホームセンターで配布されています。
ぜひご覧ください。

目次
快適空間のアイデアにあふれた家
・積水ハイム東海(株)様
・(株)パナホーム静岡様
・(株)ミサワホーム静岡様
・八木木材産業(株)様

店舗併用住宅のお宅拝見
・「富士宮へ移住、定年後新たな生活を店舗併用住宅で」(あすかジェム様/トヨタホーム様)

女性と住まい「家具がえばっている」(エッセイスト/松原惇子氏) 

インテリアプランニング/家具(インテリアコーディネーター/大石靖子氏)

暮らしと設備「洗面設備」

知らないと損する家づくり情報(住宅金融支援機構首都圏支店/鈴木俊彦氏) 

家づくり百科_暮らしの夢を実現する間取りあれこれ

インテリアガイド「ガーデン・グッズで素敵な春じたく

世界の住まいとまちづくりのふぃろそふぃ(建築家/栗田仁氏)

法律Q&A 契約締結上の過失(弁護士/河野誠氏)

税金Q&A 住宅の取得に伴う税(弁護士/鈴木久市氏)

資金Q&A 住宅の新築で必要な家具購入費などをどのくらい見込んでおけばいいか(住宅評論家/村井忠夫氏)

SBSマイホームセンター情報館

各展示場モデルハウス紹介。



今回、富士宮の店舗併用住宅『あすかジェム』様を取材させていただきました。
以下、店舗併用住宅のお宅拝見の取材記事の紹介をさせて頂きます。


富士宮へ移住、定年後の新たな生活を店舗併用住宅で

富士山を臨む富士宮で、定年後の新たなる生活をスタートされて、5年を経られたT様の店舗併用住宅にお伺いし、これまでご夫妻が歩まれた軌跡と、それに伴った住まいについて、そして現在のお住まいと仕事、生活、生きがいについて、お話を伺うことができました。

施主様:T様
建築施工:富士湘南トヨタホーム株式会社様

店名:あすかジェム
住所:富士宮市富士見ヶ丘24-2
TEL:0544-25-8522


7度の住み替え

大阪と東京におられたお二人がご友人の結婚式で出会われ、ご夫婦となられて、最初に住まわれたのは大阪の茨木の文化住宅でした。二人のお子様が生まれ、共働きで奥様もお仕事をされていました。
ご主人は“両親が60歳になれば同居をしよう”と考えておられ、ご両親も同意され、滋賀に2世帯住宅を建て、同居をされました。
同居から5年程経った頃、ご主人が転職を決意。新たな職場に通われるため、西ノ宮に家族4人で移られます。ご両親は滋賀に住み続け、せっかく建てた2世帯住宅から、文化住宅に住み替えられたT様は、部屋数も少なくなり、お子様も戸惑いがあったようです。ご主人も新たなお仕事に向き合い、ご苦労もあり、いろんな思いがおありだったそうです。人生で一番大変な時期でした。
何年か経ち、神戸に六甲アイランドという埋立地にマンションが建ち、最初に建った2棟は誘致の為、抑えた販売価格で売り出され、抽選で入居。さらに、何年か後に新たに建ったマンションへ転居されました。

阪神淡路大震災

 1995年(平成7年)1月17日。阪神淡路大震災が起きました。マンションは揺れました。暫くの間、繰り返し揺れ続けたそうです。倒壊はしませんでしたが
亀裂が入ったそうです。奥様はその時の怖さが残り、マンションから、戸建てに移ることを検討され始めます。さらにご主人は震災後の恐怖心が残る奥様を心遣い、住まいのみならず、働き方をも見直すことになります。そして、会社を退職され、ご自分で工場経営を始められます。
震災と退職が48歳の時、そして、工場兼自宅を尼崎に建てられたのが50歳の時でした。

出会い

今までの仕事の経験と人脈のお蔭で、仕事は順調、感謝を形にしたい、と思われていた頃、山梨県の石屋さんで、水晶と出会い、美しさに魅せられて、何度も山梨に通われました。いろんな水晶の魅力にはまり、紹介・販売をするホームページを息子さんが作ってくれたので、気に入った水晶を買ってきて、写真を撮って、紹介・販売を楽しみながら始めました。大きな利益を得るわけではなかったが、少しずつ売れたので、老後の楽しみのためにも続けていこうと思われたそうです。そこへ、石のブームが起き、忙しくなったため、奥様は退職され、石を本業にされ、仕入れに海外に出向くまで、本格的に取り組まれました。コツコツと続けていた、石の紹介・販売のホームページは、業界の方が、売れ筋の動向を掴む参考になさるほどの内容になりました。

定年を迎えて夢の店舗併用住宅の実現

ご主人は60歳になり、工場を閉め、奥様と共に、石を本業とされ、なおかつ、これからの住まいを考え、お二人で富士宮への移住を決められました。土地をインターネットで探し、候補の土地を見に来たり、地元の不動産屋さんに情報を教えてもらい、この地に建設することに。建築会社を検討するときは、構造と強度を何よりも重視しました。「阪神淡路大震災を経験していたので、鉄骨、そしてその太さにこだわり、トヨタホームさんに決めました。」
この家には2010年から住まわれましたが、東日本大震災のあと、2011年3月15日に富士宮にも大きな地震(震度6強)がありました。トヨタホームの方がすぐに見えて、点検を行い、屋根が一部僅か、ずれたようなので補修しますとのお話があったそうです。さらに、本社からもその現状を視察に見えたそうです。そのお話しを伺って、現場の状況を確認し、データや状況をフィードバックし、更なる技術や対策にされる、トヨタホームさんの迅速できめ細やかな対応と堅実さに感心致しました。
店内は広く明るく、T様は「いろんな建築会社の研究をしましたが、この大空間を実現できるのはトヨタホームさんだからなのです」と教えて下さいました。
とても広い店舗併用住宅ですが、実は最初の設計から、大きく変わりました。滋賀におられるご両親が一緒に住もうか、という話が途中で出たので間取りを変えました。ところがまた話が変わってしまいましたが、この広さで建てる、と決めました。「お風呂は1階にしておけばよかったかな、そうすれば後に、1階だけで住むことになっても大丈夫だし」と、奥様はお話し下さいました。ですが、ホームエレベーターの位置の確保も考えておられました。今は、2階の洗面室だからこその“窓から見える富士山”を毎日楽しんでおられます。

生きがいと楽しみ、そして水晶について

「この店舗、そしてこの仕事で、いろんな出会いがあり、また、展示会などでいろんなところに出掛けます。旅行も兼ねて。」と、国内外に行かれるお話しや、お客様が全国から来られるお話しは本当に楽しく魅力的です。水晶に魅せられたT様がそこから広がった世界、人生の幅の広さ、そして、水晶などの石についてのお話は尽きることがありません。元々、ご主人は電子機器関係のお仕事。そして、人口水晶はスマートフォンや冷蔵庫など、『時を刻み』『何かを動かすものに使われ』『基本の振動を与える』のだそうです。「だから、僕は水晶とも電気繋がりだったんです!」(笑)なんだかロマンを感じます。
そして奥様も建築にまつわる水晶のお話を教えて下さいました。「“地鎮祭水晶玉”は奈良・平安京時代から地鎮祭に使われてきたそうです。(遺跡から発見されている)土地の神様に五穀豊穣や家内安全の儀式を行い、平安な生活を祈るのは、昔も今も同じです。現在は水晶を土地の四方に埋めたりします。“長い時間、土地神様に平安をお願いする”のには、“気の優しい”丸玉が良いそうです。最近では建築会社や工務店の方がお客様のご希望で建築途中に一緒に水晶を土地に収めたてくれたりします。家はその方や代々受け継がれたりする財産ですので、真摯な気持ちで行う方が増えているのだと思います」
住んでいる土地の四方に水晶が埋まっていると思うだけで、気持ちが変わりますね。本当にたくさんのお話を伺せて頂き有難うございました。


以上、紹介をさせて頂きました。リブ・ライフには4ページにわたり、18カットの写真と共に掲載されています。
3月1日発行となりましたので、是非ご覧ください。  


Posted by B e -B e at 23:56活動報告

2016年02月14日

読書ノート 「こころのおまもり 」

読書ノート 「こころのおまもり 」    三笠書房
小池龍之介著 1978年生まれ、山口県出身。東京大学教育学部卒。
月読寺(鎌倉市)住職、正現寺(山口市)住職。ウェブサイト「家出空間」主宰。
住職の仕事、自身の修業、一般向け座禅指導を行う。
本書は月読寺・正現寺の座禅会の説法をまとめたもの。

目次
まえがき
<「幸せ」と「快楽」のおまもり>
   できることはできる。できないことはできない。
   「幸せ貯金銀行」はどこにある?
   100%満足理論
<「人間関係」のおまもり>
   「わかりなさいッ」シンドローム
   わかっちゃいるけど、やめられない
<「自然体」のおまもり>
   オリジナリティ、すなわち「歪み」説
   「考えるな、感じろ!」
   呪文を唱えずに待っててね
<「マインドフルネス」のおまもり> 「座禅瞑想」のすすめ
“いいこと”も“悪いこと”もみんな幻
おばあさん、川を流れてくる桃を見送る勇気を持ってください

では、コメントです。
まず、他にはあまりないと思うのですが、紙面の文章の囲いが、クリームイエローで、あったかい感じがします。
そして、シンプルで柔らかな丸みのあるイラストレーション、こちらも小池龍之介さんの描かれたもの。可愛い。   




読みやすいのですが、心や感情のことが書かれているので、さらっと理解して読み進めるというより、自分の心と頭で、照らし合わせながら読むので、理性で読むのでなく、本性に落とし込む努力というか作業のようなものを伴いました。といっても、深すぎることはなく、みんな簡単にトライできるものばかりです。
簡単ですが、ぱっぱかやるものでもなく、そうだな、そんなこともあるよな、なんて、ちょっとゆっくりペースで自分と向き合いながら読む感じ。
やさしく、教えてくれているから、簡単そうではありますが、「はい、読んだ。はい、出来た、出来ます」というものではなく、「教えてもらったから、これから、それを活かしていこう、実践していこう」という感じで、だから、おまもりを頂けたのでしょう。心がザワザワしたら、読み返す、「こころのおまもり」。
感情やこころや行動について小池龍之介さんの指南してくれる考え方や視点は、『おまもり』とおっしゃるように、心の苦しみを和らげたり、取り去ろうとする方法を教えてくれています。また、座禅についても優しく教えてくれていて、『座禅=心の洗濯』で、川で洗濯をしているイメージを示し、桃が流れてくる(いろんな感情や考えが起きる)けど、それを掴もうとしないで、「あ、桃が流れているな」と気付いて純粋に観察するのみ、と教えてくれます。
 自分自身の内面への気づき=マインドフルネス。それを客観的に観察するだけで、自然に整っていく。心の自然治癒力。でも、暗い気持ちは臭いので、早く心の部屋から出すこと!ハッピーになりたいなら、明るい気持ちでいるように、と。
 私は嫌なことがあったとき、その出来事を自分なりに、解釈しようと、向き合おうとしますが、小池龍之介さんは、少しでも早く、その感情を心の部屋から出すように、と。なぜなら、臭いが残るし、嫌な臭いはまた、嫌な臭いを引き寄せるし、それが、癖になってしまうから、と。そういわれると、「やばい、まずい、それは嫌だ。けど、そうしてたんだ、私」と気付かされ、その癖を、変えよう!と、すでに意識して過ごしています。小池龍之介さまに感謝。みなさまも、ゆっくり、お読みください。

 印象に残ったというより、軽く、いや、かなりショッキングだったのは、
「相手に対する理解はまやかし」、「人生はクソゲー」、「自己効力感は幻」、
「なりたい自分、になることはできるのか→自分の心のタイミングや法則性を無視して命じても全然そうならない。何かを命じたら、何かが変わるはずという信仰心は手放すこと。自分は有力だという錯覚、自分が支配できているという錯覚があるから、粋がって無駄な命令をいっぱい出されて不毛なことになっている。意味のない針金(形を矯正するための針金)を自分の心にいっぱい巻き付けて空騒ぎして、無駄なエネルギーを費やしている」
等でして、自分のライフデザインをするにあたり、難しさや壁を感じることそのものへの教えを頂いた気がします。
私にとっての核心の課題でしたし、それに対する考え方、ひとつの答えを教えて頂けたことは、この本に出会えた価値は大きい
人生の、生き方の難題に対する、答えを私は示されたのです。
その内容たるや、私が思っていたことは、きれいごと、たわごと、ごとくのようで、この本を読んで、まぁ、頭ぶつけたり、あると思ってた椅子に座ろうと思ったら、なくて尻もちついたとか、そんな感じで、かなり痛いようですが、心はまったく傷つきませんでした。
なんとなく、上手くいかないから、うすうすそう思っていたのか、あるいは、見解を示されたことの意味が大きくて有難いからか。。。

そして、そうではあるけど、まだ、追究していくつもりです。
それは、龍之介さんに示された内容を避けて通るのでなく、それを実践した上で、展開できそうな気がしているからです
ひねくれているようで、素直な私。いや、素直なようで、しつこい私? 
やっと、壁を越えられそうな気がしてきた。とはいっても、時間はかかるでしょう。
でも、「信」か「疑」の「信」で行きますから、スピードも上がる?。
そして、自然体、で。でも、壁を越えようとすることが、自然体でない?

禅問答?  もう寝ましょう。。。
  


Posted by B e -B e at 01:35Comments(0)読書ノート

2016年01月11日

リブライフ掲載記事の紹介

リブライフの記事『夢実現のお宅拝見』を取材先のハウジーホームズ様がホームページに掲載下さいました。
リブライフはSBSマイホームセンターで無料で配布されています。
WEB 版では紹介されておりませんので、ネットでご覧いただける機会となりましたので、
是非お読みいただけますと嬉しいです。

テーマは “「共に住み暮らし、支え合い、楽しみながら成長を続ける」二世帯住宅の暮らし” です。
http://www.houjy.co.jp/archives/11502


  


Posted by B e -B e at 23:23活動報告

2016年01月01日

2015年、そして2016年

新年おめでとうございます。  

門司三井倶楽部



2015年は4月あたりから、家づくりの仕事が事情により急増し、
家づくりに全身全霊で臨まれるお客様の要望に応えられるよう、
プレッシャーに負けないように(プレッシャーに弱い)、頑張り続けました。
そして、9棟のお引渡しを無事に終え、2016年に4棟のお引渡しを控えています。

インテリアコーディネーターから、ライフデザインアドバイザーへのお仕事へのスライドも
亀さんくらいに遅い歩みではありますが、12月14日にホームページを公開しました。
是非ご覧頂きたく、どうぞよろしくお願い致します。
http://lifedesignhibiki.wix.com/life

2014年に作成したホームページの公開を延期した理由、
一つは業務依頼の急増、そして、その遂行が最優先であり、新事業のスタートをしても、依頼を受ける時間がとれないこと。
もうひとつは、プライベートで、優先努力したいことがあったこと。
そして3つめは、迷い、それは、結婚、子育てを経験していない自分が
ライフデザインを語ることの迷いと、カウンセリングの料金設定。

 ずっと考えてきました。
最近読んだ発達心理学の本の内容に、私の決意を決める文が書かれていて、
やっと、腑に落ちました。

人は人生において、生き方を選択する。
進路選択、結婚、仕事、子育て、仕事と子育ての両立、
介護をする・しないの選択、
それらは自身が何に価値を置いているのかを問われることである。

場合によっては流されることもある。
また、子供と親世代に対する労力の配分や他者と自分のケアのバランスは難しい。
仕事において後進を育てることもケアである。

このように考えると成人中期は、ケアの担い手としてどのようなケアを引き受けるのかという選択や労力の配分が問われる世代であり、個人にとって「重要なこと」が徐々に明確になる時期である。



私にとって、仕事は“自分を表すもの”、“ライフワーク、かつ、ライスワーク”
自分を活かし、人の役に立てる喜びを感じられる、とても大切なもの。
いろんなご家族と出会い、何度も打ち合わせを重ね、夢を実現する、その過程で、
“自分は結婚出来ていないけど、間接的に子育てに関わっている”との想いをもって続けてきました。
“結婚”するなら、 「仕事はやめてほしい」という男性は多かった。(お見合いです)
(今の時勢は違いますが、現在50代くらいの男性がたです)
この仕事を続けたい気持ちは強かったので、
「仕事はやめてほしい」と言われ、「はい、わかりました」という選択にはならなかった。
私は自己実現に拘った。それは結婚ではなく、仕事で体現された。

 家づくりの打合せをしていて、お客様の奥様が、「いいお仕事をされていて、羨ましいです」と、おっしゃるのですが、
私は“結婚されて、お子様にも恵まれ、お家も建てられる奥様こそ、羨ましい”と思っていました。
お互い、ないものねだりですね。お仕事と家事の両立は本当に大変だと思います。

 話がそれてしまいましたが、そのようなこともあり、これが私の選択、というより、比較でしょうか。
私にとって仕事の方が魅力的だったということです。ですが、お相手にもよると思うのです。
中学生の頃から、“結婚する人は尊敬と共鳴できる人”という定義があり、そのような出会いにまだ恵まれておりません。あーあ、言っちゃった。友人の結婚式で、新郎が新婦に向かって「○○さん、尊敬しています」と言ったのは本当に素敵でした。かたや、「誰と結婚しても同じだよ~」とよく言う友人もおりますが。しかし、その彼女は、とても、旦那様に大事にされています。もちろん彼女も旦那様を大事にされています。

 あ、またそれてしまいました。
兎にも角にも、願えば叶うと言いますけど、私の結婚願望は30年以上、叶っておりません。
それでも人生設計のアドバイザーやっていいの?と、自問し続けたわけであります。
そして、よいことに致しました。(反面教師!?)
そんな私ですけれど、20歳から、51歳(もうすぐ52歳)の今までの仕事経験なども活かして、私に出来るアドバイスをさせて頂きます。

ここで、コミットします。ライフデザインアドバイザーとして、
“より良く生きるために、自分と向き合い、社会と向き合い、自分の生き方・活かし方を自己決定、自己実現する”サポートをします。

 東日本大震災をきっかけに、自分の生き方・活かし方を見直し、
いろんな勉強を重ね、50歳でライフデザインアドバイザーとして自分を社会に活かしていくと決めました。
 ホームページも作ったのに、躊躇があり、1年寝かせましたが、いよいよ今年から活動を始めて参ります。
まだまだ勉強中ですが、私なりの経験と知識、考え方、価値観など、参考にしていただければ、お役に立てればと思います。

活動理念を今年の抱負として、掲げます。

「生き方・活かし方」をテーマに、
より良く生きるために、研鑽と実践を楽しく続け、
“Be-Be” You & I = “なりたい自分、在りたい自分になる” に寄り添います。
共に自己実現と様々な活動を楽しみ、幸福(ユーフォリア)を共有して参ります。


2016年、すべての方にとって、良い一年となりますように。
本年も何卒よろしくお願い致します。

                     2016年、元日  

                       ライフデザイン響

   http://lifedesignhibiki.wix.com/life  


Posted by B e -B e at 04:00活動報告

2015年05月01日

「10年後に食える仕事 食えない仕事」(読書ノート)

響の読書ノート「10年後に食える仕事 食えない仕事」(東洋経済新聞社)

著者、渡邉正裕氏  72年生まれ。独立系ニュースサイトMy News Japanの
オーナー兼編集長。自らもジャーナリストとして雇用・労働問題を中心に『企業ミシュラン』シリーズの執筆を続ける。
慶應義塾大学(SFC)卒、日本経済新聞記者、日本IBMのコンサルタントを経て、ジャーナリストに特化したインターネット新聞社を創業。

グローバル化が進む世界。
日本で職業選択する時に社会に必要な人材とされるための視点や考え方を教えてくれています。
グローバル化時代の職業マップを提示してその説明をしています。
                    ↓      
スキルタイプ、日本人メリット(日本で生まれ育っていないと身につけづらい)
知的集約的 ⇔ 技能集約的 の指標で職業をマッピングしています。

①重力の世界
・グローバルの最低給与水準に収斂されていく
・平均賃金が日本の20分の1のインド人、中国人との勝負、無限大の人材供給
・低付加価値なブルーカラー職種が多い

プログラマー、検査・組立工、介護福祉士、タクシードライバー、警備員、メーカー開発者(汎用品)、
低付加価値品営業、コールセンタースタッフ、店舗店員/ウエイター、航空会社地上スタッフ


②無国籍ジャングル
・世界70億人と仁義なき戦い
・“超成果主義”の世界
・勝ち残れば青天井
・才能も運も必要
・顧客と直接接点のない職業が多い

CEO/CFO、ディーラー/トレーダー、財務/経理、
建築家/デザイナー、ファンドマネージャー、メーカー基礎研究者、会計士/CPA、グローバル人事、
国際弁護士、パイロット


③ジャパンプレミアム
・日本人ならではの高いサービスマインド、職人気質、チームワーカースピリットを活かす。
・「同じ日本人」という信頼感を活用した対面のサービス

住宅営業、メガバンクの地域営業、公務員、航空会社CA、美容師、海外の対邦人営業、
マンション管理士、保険セールス、旅館女将/ホテルマン、日本料理人


④グローカル
・日本人の強みを活かしつつ、
高付加価値スキルで勝負
・日本市場向けの高度専門職
・高度な日本語と日本での人的ネットワークを活かす
・「士」業など

医師、弁護士、人事のプロ、システムエンジニア、税理士、メーカー開発者(高付加価値品)グローバル営業、コンサルタント、マーケッター、記者/編集者

マーケティング用語も用いて、分類し、日本人メリットを説き、カルチャーの筆頭にお笑い芸人をあげています。
①重力の世界:レッドオーシャン(差別化や高付加価値化が難しい=血みどろの争いを繰り広げてなお報われない海)
②無国籍ジャングル:ジャングル(国籍に関係なく成績優秀者が勝ち残る世界=ジャングルだからいつどのような攻撃が加えられ寝首をかかれるかわからない)
③ジャパンプレミアムと④グローカル:ブルーオーシャン(顧客に高付加価値を提供できる、差別化しやすい職業)

著者は基本的に④のグローカルへの進出をすすめていて、そこを理解して押さえておくことが、10年後に必要とされる人材でいられるために、の参考になります。
(もちろん、可能性ですし、また、職種の設定基準も著者の観点でありますから、違う設定例や捉え方もあり得ます。)
例えばITエンジニア系では、大きくインフラ系、アプリ系、プロデューサー系など。
ITのコーディングプログラマーやテスターは①の重力の世界、インフラ系も①にはまる可能性が高い。日本人メリットがなく、クラウド化が進めば日本人優位性はなくなる。とあります。アプリ系は②と④にまたがり、プロジェクトマネージャー、またはシステムエンジニアとしてマーケット寄りの仕事が出来れば④のグローカルで食べていける。とし、さらに、インドや中国などとのブリッジ(橋渡し)ができる人材(英語ができる)、更なるキャリアアップで②の無国籍ジャングルへ進化したい人は複数の国のマーケットでサービスを図れる人材と位置づけ、ブリッジマネージャーと呼び、世界で活躍できるステージを紹介し、そこにとどまり続けるには柔軟に学び続ける姿勢が必要としています。
他に、セールス系、バックオフィス系についても書かれています。 

 とても、興味深く読みました。しかし、次の点に社会の怖さも感じました。
この変化の激しい社会で、今最先端の技術や技能も、無情にも、何年か経てば、普通のこととなってしい、値段も下がり、それに替わるものが出現すれば売れなくなってしまうこと。

(ただし、次のものが出現するのは、それがあったからこそ、という、必要不可欠な重要なプロセスであることも。諸行無常、進化し続けるということなのですね。)

また、グローバル化によって、国内の仕事が海外に移ってゆき、人材派遣などで働く非正規労働の仕事が減っていくということも。

(このことは、人材不足と言われる現在、業種によってバランスは変わるが、労働人口という総数で見てトータルで考えれば悪いことばかりではない。しかし、少数になった分、精鋭でなくては。職業能力の専門性やレベルアップが必要ですね。)

 私の人生教訓、人生山あり谷あり、ですが、やはりそのような視点も忘れずに、諸行無常で、社会の変化を自分の成長にできるように、頑張りたいものです。
 このような本を読んで、情報収集し、知識、知恵をつけ、自分と社会にじっくり向き合い、自分研鑽してゆきましょう。
 働き方や価値観は人それぞれですが、キャリア形成が自分の人生において重要な人は大いに参考にしたいです。
  


Posted by B e -B e at 01:41Comments(0)読書ノート

2015年03月29日

宮ヶ崎婦人会

今日は宮ヶ崎婦人会の会合がありました。
80歳を超えられた、婦人会長さんの招集で16名が集いました。
1年のお疲れさん会、ということで、皆で近況報告や情報交換の楽しい有意義な時間でした。

今から5年前位でしょうか。婦人会長さんから、「参加は、来れる時だけでいいから、婦人会に入って」
とお誘い頂き、「出来る範囲で参加させて頂きます」と入会しました。
実際、お祭りの時も、皆さん総出で屋台を出したりされていましたが、私は自分の店があり、心苦しいけど、
お手伝い出来ず、それでも、「顔を出せる時に来てくれるだけでいいから」というお言葉に甘えて、参加しています。

ここで、少しづつご近所の方の顔を覚え、会話をし、旅行に行き、地域の活動に参加させて頂けるようになりました。
今時、町内に婦人会があることは少なくなってきているようですので、稀少な経験をさせて頂いているのだと思います。
身近で声を掛け合い、何かあれば助け合うという、心強さや絆を感じることの出来る、婦人会の体験でした。
そして、会員の願いは若い人に入会してもらいたい、ということです。

このブログをご覧になっている方にも、そのような会に参加されている方もおられるとは思いますが、
そうでない方はそのような会があることを知って頂き、地域社会への参加を是非、気軽にして頂きたいと思います。

『ちょいボラ』ならぬ、うーん、『ちょい地域活動参加』、略せてない。。。
うまい言葉が見つかりませんが、思いついたら、名付けて、参加を呼び掛けていきたいと思います。
みんな、このように集って会食や会話をすることや一緒に旅行に行くことに、喜びを感じていますし、
もっと、いろんな楽しいことをしたい!
とか、家にいるばかりじゃ、ぼけちゃう!なんて思っているようです。
家庭を守る忙しい主婦、お嫁さんに任せて楽ちんなお姑さん、お孫さんの世話がたーいへん!な育バア様、一人で気楽&でも淋しい、
と、いろんな人がいますが、
こうして、集えば、協力しあうことの有効性や、話を聞きあうことで出来る絆、家庭からちょっと離れた女同志の解放感、など、
今日はいいこといっぱい感じました。

そして、入院から戻られ、お酒を飲んじゃうわ、いつもの通り、人にも勧めて飲ませちゃう、
元気になられた、婦人会長さんの復活を本当に嬉しく思いますし、そのご活躍に敬意を感じ、その姿にまだまだ、学びたいと思います。
この会に参加できることに感謝致します。
  


Posted by B e -B e at 23:46Comments(0)活動報告

2015年03月29日

読書ノート 『とらわれない生き方』

読書ノート  2014年11月1日

『とらわれない生き方』
悩める日本女性のための人生指南書
著者:ヤマザキマリさん

著者紹介:1967年東京都生まれ、
17歳の頃、絵画勉強のためイタリアに渡り、フィレンツェの美術学校で11年油絵を学ぶ。
その後、中東、ポルトガル、シカゴを経て、現在イタリア在住。
『テルマエ・ロマエ』で手塚治虫文化賞短編賞、漫画大賞2010を受賞。
累計900万部の大ベストセラーに。

母が、すすめてくれた本です。
読み始めてから、テルマエロマエの作者の方だと解りました。
そして、一気に読みました。
読みやすく、題材がまさにライフデザインのテーマそのものが語られている本で、
マリさんの自分のやりたいこととその気持ちを最優先にして生きる・行動する姿と、
好きなことをやる(ライフワーク)ために稼ぐ必要があり、
いろんな仕事を(ライスワーク)されたことが紹介されています。
ここまでやってこそ、やり抜いてこその今のお姿があるのだという現実。

現状のご活躍を知る私達は“心の求める生き方をやり抜く人生”をヤマザキマリさんという作家さんのこの著書(メディアファクトリーコミックエッセイ編集部の方の質問に答える形式)を通して、知ることが出来ます。
そしてその生きる姿勢に勇気を与えられ、かつ、やり抜くには生半可ではない苦労がある事も知るのですが、
そこで私は“その覚悟をする自分であるか、を問われている気がして、ここで考察してみました。

覚悟と言いましたが、他人からみれば“覚悟”と思えても、本人にとっては“やる気” “やりたい気持ち”
もっと言えば “衝動、突き動かされるような欲求”、それをやり通す、やり遂げる“気構え“だと思います。

マリさんもおっしゃっているように、やりたいことをやるためなのだから、
『ヘコんだり、苦しんだりすることがあっても描かずにはいられない』。

そこには、気負いはなく、極めて自然発生的、湧き出続ける泉、のような欲求です。
その欲求は作品として表現されますが、自己表現です。
マリさんのように湧き出るやりたい気持ちをなんらかの手段・方法で自己表現することはその人の覚悟でもあり、
それを素直に出せる人は創造的です。

素直にうまく表現できない人ほど覚悟を必要とするかもしれません。(私!?)
自分に照らして考えた時、私は覚悟を必要とするタイプですが、こうして生き方について考え、
やりたいことをやり(全てではありません、まだまだです)、
“ライフデザイン”というライフワークに向き合っている、
凹み、力量・努力不足を嘆きつつも、ずっと向き合い続けている自分に“良し”を出しました。
 
各章の頭で紹介される、様々な人生の悩みにご自分の経験と視点を通してアドバイスして下さっていて、
私の理想とする、カウンセリング&コーチング的です。

ご自分の経験を一例として紹介しながら、
『私はこうでした、私はこんなふうにしましたよ、私はこう考えます、○○ではないでしょうか、○○してみるといいと思います。』
と、自分軸で答えておられ、経験を踏まえて得た視点で語られるアドバイスは現実味があり、
それで乗り越えた方がいて、その方法や考え方を提示してもらえるのですから、参考にしてやってみようと心強い励みになります。

 ヤマザキマリさんの生き方は私にとっては豪快でストレートで、
軽い言い方になってしまいますが、キャラが立っていて痛快。
英雄のような、アネキ的な存在に感じました。
子供の頃、食費として渡されたお小遣いを節約して少年チャンピオンを購読していたお話や、
お母様がお仕事で一緒にご飯を食べることも少なかったことなど、
私も鍵っ子で、夕飯は自分で作って食べていたので、親近感を感じました。

 また、ヤマザキマリさんが、イタリアに渡ったり、国際結婚されたことは、
お母様がヴィオラ奏者で世界を行き来されていたことの影響も大きいように思います。

先程の鍵っ子の話もしましたが、育てられ方についても共感がありました。
ヤマザキさんは子供のころお母様を家で見かけるのは月2回程だったとのこと。
でもお母様のことが大好きで描いた絵や手紙を見せることがお母様との気持ちのやり取りの方法だったそうです。
お母様が働いて外に出ておられたことが、自立心を育て、自分の気持ちを人に伝える表現方法を身に着けられたのだと思います。

 今子育てや働きに出ることの兼ね合い等で迷いを持たれている方も多いと思いますが、
子育ては、親が家にいて子供の面倒を見るのみならず、
大きな視点で言えば子供の心を育て、自立した人間に成長できるよう支援することだと思います。

それには、親の知識だけでなく、経験から得た教訓や考え方を語ったり、
自分をどのように活かして生きているかを姿で見てもらうことがとても大きな養育になると思います。

究極の子育てとは、尊敬される人間であることではないでしょうか

完璧であれというのではなく、イキイキと自分を活かしている姿を見ることで子供は親を誇らしい羨望の眼差しで見るのではないでしょうか。
ひとつでも、例えば、お父さん頑張ってるな、お母さん有難うと思われることでも充分尊敬に値すると思います。
そうあり続けようとする親の姿が子供の心を育て、前向きに頑張る姿勢を学び、自分も自分を活かす道を意識し、自立へと繋がっていくのではないか、と考えました。

目次を拾って紹介します。(一部省略)

第1章自分の中のマザーを見つける。 

    人生案内・仕事編

    ・夢中になれる仕事にたどり着くために
    ・お金に縛られない暮らし
    ・自分を客観視することが、マザーを育てる第1歩
    ・日記は最強の「脳みそメンテナンス」
    ・周囲の目は貴方の姿を映す鏡ではありません。
    ・センスや価値観を培ってくれた本と“死んだ人たち”
    ・自分の可能性を表現したい。健全な渇望との付き合い方

第2章愛するほどに愛は満ちてくる

人生案内・恋・結婚編

    ・ジェンダーの枠や幻想のイメージにとらわれないで
    ・何かと威張る男性の心理分析と対処法
    ・「自分って面白い!」を強化して
     「出会えない」悩みを払拭
    ・終わった恋への未練で、前に進めないときは
    ・女には別れのシャッターを下ろす瞬間が必ず訪れる
    ・あなたの中にも愛はある

第3章女こそ人生を「楽しむ」責任がある

人生案内 家族・子育て編

    ・元気に生き延びているのは、旦那もおかげ?
    ・安易に憧れるべからず。国際結婚のリアリティ
    ・夫婦とは、過剰な期待を募らせ合うものである
    ・万国共通!?お姑さん問題
    ・親が与える縦軸の愛、周囲が与える横軸の愛
    ・子を産み育てることは、動物にとって特別なことではない
    ・母親になるには、『2つの覚悟』がいる  ※1
    ・お小遣いはテストの出来高制
    ・親子の間に『空気を読む』は不要です

第4章人生の処方箋と『タガ』の外し方

人生案内 女・世間編

    ・「我慢の毒素」で自分を潰さない
    ・多様な価値観に開かれるほど、人生は楽しい
    ・人間の叡智を退化させる、ぬるま湯な環境
    ・寛容であることは、人としての優しさである
    ・ヤマザキマリ流「タブーなき人生」
    ・人生の「タガ」はいくらでもはずすことができる


   ※1、いい子育てはまず親がより良く生きるところから始まるんだと思います。
      『生まれてきたら幸せになる権利は誰にでもある。権利を持った者が勝ちだよ』と息子さんに常に言い聞かせてきた。
      シングルマザーに限らず、子供を産むには2つの覚悟が必要になる。
      子供を育てる覚悟と、それと同時に自分も幸せにする覚悟です。


一箇所のみ※印で拾って紹介しましたが、生き方や子育ての大きなヒントや力を頂くことの出来る、そして、ヤマザキマリさんの豪快で爽やかな生き方が痛快な、本当に素晴らしい本です。超お勧めです!!
                     
                             ライフデザイン響
  


Posted by B e -B e at 23:09Comments(0)読書ノート